中華全国代理人協会2011年年次大会 

年に一度の中華全国代理人協会年次大会は2011年3月27-28日に北京で開催された。国家知的財産権局、最高裁判所、全国特許事務所、大手企業の幹部・専門家など300余名が出席した。会議において、協会常務理事会、理事会が召集されたと共に、協会第二回知的財産フォーラムも併催され、特許事務所の経営管理、特許代理と特許審査業務、企業知財創出と特許戦略、電子出願業務などの議題をめぐって参会者は幅広く意見交換できた。

当該会議の発表によると、国家知的財産権局は既に「特許事務所レベルアップ」計画を実施しはじめたようである。国家知的財産権局が全国12ヶ省、自治区における特許事務所からそれぞれ8所を選び、運営管理能力と特許代理業務能力を向上するように指導・支援を与えるという計画である。また、国家知的財産権局は、今年から中華全国代理人協会と協力して全国弁理士の実務能力を向上するようにトレーニング計画を積極的に推進する予定である。

会議からの発表によると、現在全国特許事務所の数は合計801所(伸び率5%)に達し、特許弁理士は合計6450人(伸び率7%)で、国家知的財産権局の特許審査官は5530人で、2015年に1万人まで増えていくと予測される。また、特許審査スピードについて、平均で発明特許は24ヶ月、実用新案は4.3ヶ月、意匠は3ヶ月程度で以前より早くなった。電子出願についても、国家知的財産権局の推進と特許事務所の協力による結果、2010年3月までは全体の60%近くまで達している。