由来:新華網
【新華社北京6月30日】記者・謝希瑤 商務部によると、6月29日、中国の商務部長の王文濤はブリュッセルで、欧州委員会の通商・経済安全保障委員のマロシュ・シェフチョビッチと「中欧貿易投資協議メカニズム」の初会合を開き、共同声明を発表した。
主な貿易パートナーである中欧双方は、同メカニズムの主たる目的が、閣僚級の貿易・投資政策対話を強化し、二国間関係を安定させ、より均衡の取れたものにすることにあることで一致した。
会合では、二国間の経済貿易関係に影響を及ぼす課題を適切に処理することの重要性が指摘され、実行可能な解決策を模索することで合意した。同メカニズムは、まず「貿易・投資バランス」「輸出管理」「知的財産権」「世界貿易機関(WTO)改革」の4つの作業分野を設置することとした。
王部長とシェフチョビッチ委員は、担当官に対し、これら4分野に関する意思疎通を継続し、2026年秋に再度閣僚級会合を開くことを認可・合意した。
また、双方は貿易データの交換や貿易フローのモニタリング、関連技術業務を行い、透明性の向上、相互信頼の増進、および貿易摩擦の管理・コントロールを図るため、共同モニタリング・メカニズムの構築にも合意した。
さらに、市場アクセスの拡大が貿易関係の均衡に寄与することで一致した。双方はそのために講じうる関税・非関税措置について議論し、市場アクセスに関する問題リストを交換した。そして、具体的な問題で進展を得るべく、「貿易・投資バランス」作業分野における協議を継続していくことで合意した。
双方は、レアアース(希土類)やその他の重要鉱物・原材料をめぐる「中欧輸出管理対話」が既に積極的な成果を収めていることに言及し、この分野での対話を強化する意向を示した。双方は、それぞれの規制枠組みや許認可政策に関する情報交換の価値について議論し、輸出管理対話を強化し、グローバルなサプライチェーンの安定維持に向け、さらなる円滑化措置を講じていくことで一致した。
また、中欧双方はWTOにおける協力強化の必要性を強調し、WTO改革で実質的な進展を促し、その権威と有効性を高めることで合意した。双方はWTO内での意思疎通と協力を一層強化していく方針である。
さらに、中欧知的財産権ワーキンググループの建設的な意見交換が、技術レベルにおける中欧知財議論の主たるルートであることを確認した。双方は一連の体系的な知的財産権問題の解決に向けて議論し、知財保護および法執行の効率性、公平性、透明性を高めることで合意した。

